Let’s 氷上!効果的なスキルアップが出来る氷上走行会のすすめ

2020年01月16日

冬本番。一般的にはタイムアタックなシーズンですが…ちょっと待った!

なにも冬の楽しみ方はサーキットだけではありません。今回は冬の間にしかできないといえばの「氷上走行会」について、おすすめしたいことや氷上を走る上でのポイントなどについて触れたいと思います。

 

氷上走行会ってなあに?2駆のクルマでも参加できるの?

凍った湖の上で行う氷上走行会。笑っちゃうほど超低速でスライドコントロールの練習が出来るのです。

2駆でも、もちろん参加出来ます。FF、FR、MR、RR、関係なく走行出来ます。蘇武も毎年プライベートトレーニングに行っていますが、FRのロードスターで行っています。

雪上だと登り勾配でスタックするんじゃない?と不安要素もありますが、氷上は平面での走行になるのでスタックする率もかなり少なく2駆でも十分楽しめるわけです。

 

氷上走行会をおすすめしたい理由

自分のペースで走行出来るのも氷上走行会の良い所。

僕たちの主催する女神湖アイスサーキットでは5つのコース設定を自由に走行出来ます。

定常円×2、八の字、スラローム、サーキットコース。

空いているところを選択して走行出来るので、待ち時間が殆んどありません。

でも、コース設定だけを見るとジムカーナ場と変わらなくない?って思う方もいるかもしれませんが、実はクルマへの負担が全然違います。

当たり前だけど、まず路面が氷なのでタイヤが減らない。そして、低いエンジン回転でも十分スライドするので水温、油温も上がりづらい、燃費もいい。ジムカーナ場だと水温上がってオーバーヒートしそうだからもっと走りたいのにちょっと休憩。ってこともありますが、氷上だと大抵の場合クルマより先にドライバーが疲れて音を上げてしまいます(笑)

長くモータースポーツライフを楽しんでもらいたい。と考えるとクルマへの負担軽減は最優先課題。その為にも氷上トレーニングは最適なんです。

 

氷上で身につくスキルとは?

それは、常にスライドしてしまうのでスライドが当たり前になることです。

そんなこと?って思うかもしれませんが、以前真冬の北海道へ行った時に、雪道の交差点で当たり前のごとくカウンターステアを当てながら駆け抜けていくタクシーを見かけた時に、コレだ!!と思いました。

僕たちから見たら普通のタクシードライバーさんがスライドをコントロールしてる姿は非日常…。

でもタクシードライバーさんからしたらスライドしてしまうことが日常なんだなと衝撃を受けました。

それはサーキットでグリップ走行している時も ”無意識、冷静に” カウンターステアを当てられたら脳のキャパシティを速く走ることに使えるし、それがレースならバトルに集中出来るんです。

そして何より冷静にスライドコントロールしている姿はカッコいい(笑)

 

氷上走行会に参加するうえで必要なことやあった方が良いモノ

基本的に、雪道を走れる仕様になっていれば十分氷上の良さを楽しめます。

更に氷上を楽しむ為には、ラリースタッドレスタイヤとLSDをオススメしています。

ラリースタッドレスタイヤはサイズが限られてしまうので使えるクルマも限られますが、グリップも上がるのでよりハイペースで走行が出来ます。LSDはオープンデフのクルマやビスカスデフのクルマにオススメです。

無くても走れますが、入っているとコントロールもし易くなるのでオススメです。トルセンデフが入っていれば十分楽しめると思います。

あと人間側では靴用スパイクがあると安心です。クルマだってツルツルなので人間が歩くのも一苦労(笑)

クルマから降りた時に転んでケガをする可能性もあるので、これは強く推奨します。

 

プロセスレーシングでも開催予定!さあみんなで氷上へ!

プロセス氷上走行会を2月13日(木)に長野県女神湖で開催します。

自分のクルマで走るのはちょっと…という方にはレンタル車両もあるのでお気軽にお問い合わせください。

↓↓詳細やエントリーはこちらから↓↓

プロセスレーシング

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